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感染根管

感染根管は、根管治療後の再発とむし歯の進行による感染の2パターンがあります。根管治療後の再発→むし歯が進行して歯の神経にまで達した場合、歯の神経を取り除き、除去後にできた空間に薬剤を詰めて密封する抜髄という治療を行います。しかし、なんらかの原因で再び根管が細菌感染を起こし、再発してしまうケースがあります。


むし歯の進行による感染』
むし歯が進行して歯の神経が死んだまま放置すると、根管内で感染を起こす場合があります。感染根管治療の多くは根管治療後の再発に対して行われています。感染根管が起きると、根管内の細菌が骨と歯をつなぐ歯根膜やあごの骨に侵入し、歯根の先で炎症を起こします。この状態は「根尖性歯周炎」と呼ばれ、歯根から炎症が広がることにより歯を支える骨が溶けてしまいます。そのため、強い痛みや歯茎、顎の腫れ、ものを噛むと痛みを感じるといった症状の原因となるのです。病気が悪化すると、歯根の先端に溜まった膿が歯肉にできた穴を通って口の中にでてくる、皮膚に穴ができて膿が体の外に出てくるといった症状が現れます。



~感染根管の原因~

感染根管の患者さんは、根管内の歯の神経が腐って死んでいる、または歯の神経を既に除去しているため、神経組織・血管・血流・免疫細胞といった組織が通常時と比べ機能していません。そのため、根管内に細菌が侵入しても細菌から体を守ることができず、細菌が歯根の先から骨へと進んでしまいます。骨の中にも血管があり、ある程度の免疫力が働きますが、侵入する細菌の量が多すぎるため、骨が炎症を起こしてしまいます。



~根管治療後の再発の原因~

①感染対策が不十分
根管治療の再発を防ぐポイントは、細菌や汚れを完全に除去することでです。感染対策が不十分だと、根管内で再び細菌が増加するリスクがあります。

②根管治療時のミス
根管は非常に小さく形も複雑なので、根管治療時にミスが起きているケースは少なくありません。細い血管を見落として治療しなかった、むし歯や神経が適切に除去できなかった、といった場合は感染のリスクが高まります。

③被せ物が合わない
装着する土台や被せ物があっていなかったり、接着に失敗したりすると感染根管になる恐れがあります。適切に根管治療をしてても、被せ物や土台と歯の間に隙間ができてしまい、そこから根管内に細菌が感染してしまいます。

④根管治療後にむし歯ができた
根管治療後が成功してもそこからむし歯ができて、根管まで広がった場合は根管が細菌に感染してしまう可能性があります。



【感染根管の治療の流れ】
再発による感染根管は、検査・根管の掃除・殺菌・詰め物の充填・密封・被せ物の装着という流れです。

・被せ物や詰め物の除去
以前行った根管治療の際に装着した被せ物や詰め物などを除去して、歯や根管の状態を確認しやすい状態に整えます。被せ物や詰め物の下にむし歯が残っていることも多いため、丁寧に取り除きます。

・根管内に薬を充填
神経を除去したままだと、根管が空洞のため細菌が繁殖しやすいままになってしまいます。薬を詰めることにより、根管内のスペースをなくし、細菌の繁殖を防ぎます。

・かぶせもの装着
根管の治療が完了したら、細菌が侵入しないように密閉します。土台を作り、被せ物を装着します。

むし歯の進行による感染根管治療は通常の抜髄とほぼ変わりません。根管の中を徹底的に掃除、殺菌し、薬を詰めて密閉して被せ物を装着します。以前治療した際のつめものなどがないぶん、再発による感染根管よりスムーズに治療できるでしょう。



感染根管治療のメリット

①歯を残せる可能性がある
感染根管治療の最大のメリットは、本来なら抜歯しなければならないほどむし歯が進行した歯を残せる可能性があることです。歯を抜いてしまうと、ものを噛むなど機能的な面でも大きな支障がでます。感染根管治療を受け被せ物を装着すれば、機能面でも見た目も健康な歯に近い状態になります。

②膿や痛みなどの症状が消える
感染根管によって痛みのもととなる炎症がおさまり、痛みや膿といった症状が消えます。


感染根管のデメリット

①治療に時間がかかる
感染根管治療は、根管を徹底的に清掃し、消毒する必要があるため、完了するまでに2~4回程治療を受ける必要があります。特に、再発による感染根管の場合、以前の治療で充填した薬や詰め物を取り除くため、治療回数は多くなりがちです。

②うまくいかない可能性がある
感染根管治療は通常の根管治療よりもさらに難易度が高く、成功率は6~8割と言われています。もし治療しても改善しなければ歯根の先端を外科手術で切除しなければなりません。

③治療後の歯はもろくなる
感染根管治療を繰り返すと、歯根がもろくなり、破損したり折れたりするリスクが上昇します。


 
2023年11月22日 15:27
医院名
住所 杉並区阿佐谷北1-31-12-102
電話番号 03-3336-8004
 
午前診療
  9:00~13:00
午後診療
14:30~19:30
□・・・19:00まで、▲・・・16:30まで

診療科目

  • 歯科
  • 小児歯科
  • インプラント
  • 矯正
  • 口腔外科

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