タイトルサンプル

一人ひとりに最適な診療・治療を心がけています

HOMEブログ ≫ 歯ブラシを変えるタイミング ≫

歯ブラシを変えるタイミング

今回は「歯ブラシのベストな交換時期」についてお話しします。
みなさんは歯ブラシをどれくらい使用したら交換していますか?歯ブラシの毛先が広がると汚れを取る力が落ちてしまいます。

【歯を磨くタイミング】
まずは、歯を磨くベストなタイミングについてです。
ベストなタイミングは、食後すぐに歯みがきをし、お口の中が酸性に傾いている時間を短くすることが歯を守るためには良いと言えます。口内に虫歯菌が最も多くなるのは唾液の分泌が減って口内が乾燥する就寝中です。
これらの理由から、歯磨きにベストなタイミングは以下です。
①朝起きてすぐに ②朝、昼、晩の食事の後すぐ ③就寝前
1日に5回の歯磨きが理想ということになりますが、朝起きた直後は軽く磨いて就寝前に1番丁寧にケアをするのが理想です。
 
①朝起きてすぐに
寝ている時は唾液の分泌が減るので、お口の中が乾燥して細菌が増殖しやすくなる時間帯と言えます。
朝起きてすぐの歯磨きは、眠っている間に増えた細菌を洗い流すための歯磨きになります。
歯磨きを毎朝の習慣にしましょう。
②朝、昼、晩の食事のあとすぐ
食後すぐの歯磨きは、外出中などでできない時もあるでしょう。
その場合は、洗口剤や歯磨きセットを持ち歩くか、キシリトールガムを噛むことでケアすることができます。
ガムを噛むと唾液が分泌されて、食後に酸性に傾いている口内を中和させる効果が期待できます。
この場合はガムをノンシュガーのものにするのがおすすめです。
③就寝前
就寝中は口内の細菌が1番増えるタイミングなので、寝る前に歯磨きで口内の細菌を一時的に減らしておくことが大切です。
寝る前の歯磨きでどれだけ歯垢(プラーク)を落として口内の細菌を減らせるかが、虫歯や歯周病予防の効果に直結する大切なポイントです。

【歯ブラシの交換時期】
歯ブラシを長く使っていると、、、
・汚れを落とす力が4割も落ちてしまう・歯や歯茎を傷めてしまう・歯ブラシに雑菌が繁殖する というデメリットがあります。
歯ブラシの交換時期としては、3つが主流だそうです。
①毛先が傷んだら交換
②3~4ヶ月に1回交換
③1ヶ月に1回交換

理想的なのは「1ヶ月に1回交換」です。
その理由は、イギリスのマンチェスター大学の研究で、1ヶ月使用した歯ブラシの先端にどれだけの細菌がついているかを調べたところ、1億匹の菌が付着していたそうです。
また、1年間に使用する歯ブラシの本数を国別に比較すると以下のようになります。
ドイツ:20本
スウェーデン:12本
韓国:8本
日本:3.5本

お口の中から歯垢や菌を取り除くために歯ブラシを使用するにも関わらず、歯ブラシ自体に億を超える細菌がついていたとしたら、歯磨きの効果がなくなってしまいます。歯ブラシの見た目が傷んでいない場合は捨てることに対して抵抗があるかもしれませんが目にみえなくても歯ブラシには多くの細菌が付着していますので、1ヶ月に1回程度の目安で買い替えましょう。

 
2023年09月19日 10:31
医院名
住所 杉並区阿佐谷北1-31-12-102
電話番号 03-3336-8004
 
午前診療
  9:00~13:00
午後診療
14:30~19:30
□・・・19:00まで、▲・・・16:30まで

診療科目

  • 歯科
  • 小児歯科
  • インプラント
  • 矯正
  • 口腔外科

モバイルサイト

たかはし歯科スマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら